「食」のプロとしてお客様に応え、
役割を果たすやりがいとおもしろさ
タカ商で活躍している先輩社員は、人柄もこれまでの経験も様々。
ただ、「食」が好きなことは共通しています。
「食」に携わる人がもっと豊かになれる社会を目指す仲間にぜひ加わりませんか。

すぐれた食材が豊富な信州で
「食」に携わるおもしろさと
刺激を実感
営業部 部長 S.Iさん
2019年 中途入社
中国料理のレストランチェーンで勤務後、富山から地元長野へUターン。卸販売、OEM、介護 全部の営業を手がけるプレイングマネージャー。
入社のきっかけは?
前職はレストランチェーンでの接客とマネジメントでした。年齢的なことや家庭の事情などもあり、地元に戻ろうと考えたんです。
それまでも食の仕事だったので、今後も「食」に関わっていきたいと思っていたところ、タカ商の求人に出会いました。前職とは違う分野ですが、より幅広く食を扱うことができる点に魅力を感じました。

今はどんな仕事に取り組んでいますか?
営業で既存あるいは新規のお客様を訪問し、食品の卸販売、OEM製品、介護施設の給食などのご要望に応えたり、提案したりしています。
同時に、営業部長としてチームの育成やメンバーのフォロー、管理などもおこないます。
お客様の業種や業態によって、商品だったり、OEM開発だったり、給食だったりと、求められるものが異なりますので、タカ商の守備範囲が広いのは大きな武器だと感じますね。私自身の「食」や「食のマーケット」に関する視野も、この会社に入ってすごく広がったと思います。
管理職としては、メンバーの声にしっかり耳を傾け、一人ひとりの味覚の差や大事にしている基準の違いなどを理解できる上司でありたいと思っています。それぞれが自分なりのやりがいやおもしろさを感じながら仕事してほしいですね。
印象深いエピソードを聞かせてください
和食店舗から「和のダシを使ったオリジナルカレーを開発してメニューで出したい」とご相談をいただき、約半年かけて完成しました。
オーナー様は味・品質に妥協を許さない料理人。かといって店の厨房で毎日カレーをつくり込む余裕はないとのことで、弊社の工場でOEM生産し、冷凍カレーとして定期的にお届けすることに決定。300kgというロットがちょうどよく、味・品質にこだわりをもって取り組む弊社の製品開発を高く評価していただきました。
開発から約2年。お店のレギュラーメニューとして来店客に好評とうかがっています。

今後への期待・抱負は?
今後、より多くの企業様に長野県産の食材を使った商品開発を提案し、オリジナルな冷凍食品やレトルト食品を市場に送り出していきたいですね。
長野県には魅力ある食材が実に豊富です。新商品はお客様の強力なアピールになるし、地域貢献にもつながっていくと信じています。

お客様が求める商品を
的確にイメージし
かたちにするおもしろさ
OEM・開発 M.Tさん
2018年 中途入社
長野県外で引越業の現場業務を経験後、帰省してタカ商に入社。食品OEMの開発スタッフとしてお客様のご要望を製品化する業務に意欲的に取り組んでいる。
入社からこれまでどんな仕事をしてきましたか?
入社後は約1ヵ月間、各部署の業務を一通り経験し、タカ商がお客様に提供できることが何かを徹底的に学びました。
2ヵ月目から開発のアシスタント的な立場となり、先輩について仕事の流れを覚え、自分なりに経験を積んでいきました。
現在は開発スタッフとして自分の判断でお客様との打合せやプロジェクトを進めています。
幸い弊社には開発・製造の経験が豊富でノウハウの宝庫といえる工場長や、創意工夫や課題解決のプロみたいな社長がおりますので、彼らの発想や考え方を共有・吸収し、お客様の声の代弁者となる営業担当とも意見交換しながら開発に反映させるようにしています。

日頃、心がけていることはありますか?
お客様のご要望を聞くにしても、こちらから何か提案するにしても、自社のことをよく知っている必要があります。自社に今揃っている機材、対応能力、ライン、そして経験や実績などをしっかり把握し、お客様のイメージをどこまで再現できるかをお伝えできないと。
また、お客様が大事にしておられることが何かを正確にキャッチし、それを味、香り、食感、見た目、商品の形状などでちゃんと表現できなくては、期待にお応えすることができません。
そのためにも記録やデータを残し、いつでも活用できるようにしておくことを重視しています。そして何より私自身がもっと経験を積み、深めていくことが大事と考えます。そうした意味でも、まだまだ修業の途中ですね。
印象深いエピソードを聞かせてください
里山に増え続ける竹を活用してメンマをつくりたいというご相談をいただき、お客様とご一緒に開発したことがあります。山を荒らさないよう伐採する竹を利用できれば環境保全にも貢献できますし、トレーサビリティーの確かなメンマは魅力的です。
このときは、お客様がご自身でつくったレシピをご提供いただきましたが、そこに少しアレンジを加えたものも提案。試作品を食べ比べた結果、弊社の提案をご採用いただきました。
お客様のレシピ通りでもおいしいのですが、プラスαでよりおいしくなる可能性があるなら、積極的に挑戦、提案する価値は大きいと思います。そういう姿勢を大事にしたいし、それができるように工場設備が充実しているのですから。

今後への期待・抱負は?
タカ商がこれまで積み上げてきた経験や先輩たちのノウハウを糧に、自分自身の技術向上に努めていきたいですね。
お客様の商品イメージを的確にキャッチ、反映できる開発者になるために、味覚の経験をもっと深めていくことも大切でしょう。

働きやすい環境で
やりたい仕事ができるうれしさ!
製造部 N.Iさん
2023年 新卒入社
高校卒業後、新卒で入社。製造から出荷に至るさまざまな業務を経験。食品を扱う責任を感じつつ、自信をもって仕事ができるようになる喜びを味わっている。
今はどんな仕事に取り組んでいますか?
製品の箱詰め梱包を中心に、充填、レトルト殺菌、検査、シール印字・貼付など、製造のさまざまな工程に取り組んでいます。
高校時代、企業見学に来た時、製品を箱詰め梱包している工程を見て、「私もやりたい」って思ったのが入社のきっかけでした。
希望通り配属され、仕事がおもしろいって感じますね。最初は教えてもらって覚えるんですが、早く一人で任せられるようになりたくてがんばりました。今は自信をもって取り組んでいます。
冷凍食品は昼頃の出荷に合わせて午前中に、レトルト食品は夕方出荷に合わせて、という具合に段取りを組んで進めます。その間に充填、殺菌、検査など、他の部署を手伝ったりすることもあり、いろんな仕事を覚えることができます。

仕事していて楽しいことはなんですか?
出荷までにいくつもの工程があるんですが、その一つ一つの作業がとても興味深いんです。経験を積みながら、自分でできるようになっていく楽しさがあると思います。
たとえばレトルト殺菌の工程では、私、自分で釜を扱えるようになりたくて、思い切って先輩や上司に「扱ってみたい、一人でできるようになりたい」と伝えたんです。そうしたら教えていただけて!一週間ほど訓練し、一人で扱えるようになりましたよ!
充填を手伝う時も楽しさを感じます。次は充填の工程を任せてもらえるよう、挑戦してみたいと思っているんです。
日頃、心がけていることはありますか?
人の口に入るものを扱う仕事なので、その責任は大きいと思っています。業務の一つ一つをおろそかにしないことはもちろん、職場の衛生や自分の健康管理も含めて、食品の仕事であることをいつも意識するよう心がけています。
安全安心な製品を、完璧な状態で、自信をもって納品したいですから。
検査や箱詰め梱包は、製品がお客様の手元に届く前の最後の工程。お客様が安心して召し上がれるよう、クレームが来ないよう、細心の注意を払い、うっかりミスや見落としがないように取り組むようにしています。
みんなで協力しながら進めていく作業も多いので、段取りを頭に入れて、スムーズに流れるように努力することも大事ですね。

タカ商のいいところは?
「この仕事をやってみたい」っていう意思をちゃんと伝えれば、なんでも教えてくれるし、挑戦させてくれる、そういう職場です。しかも伝えやすいんです!
職場の方々は、みんなとてもいい人たち。やさしくて、しゃべりやすくて、楽しく仕事できる環境だと思います。

「食」を通じて
介護施設様の課題を解決する仕事
大きなやりがいを実感してます!
介護事業部 K.Oさん
2023年 中途入社
東海地方の鉄鋼系メーカーで現場を経験後、スーパーマーケットチェーンでバイヤー職。信州で縁を得て「食」の流通に関わるタカ商に転職、介護事業部で活躍中。
入社のきっかけは?
前職が食品のバイヤーという、いわば「買う」仕事。そのノウハウを生かしつつ、卸という、これまでとは逆の「売る」仕事を通じて、流通の幅広い視点を養いたいと考えました。
土地勘がない状態での転職活動でしたが、「お茶のタカ商」の知名度が周囲で高く、安心して勤務できそうだったのも決め手の一つになりました。

今はどんな仕事に取り組んでいますか?
介護施設様を訪問し、タカ商のチルド食(完全調理済みチルド食)をご案内し、採用いただけるよう営業活動をしています。
どの介護施設様にとっても今、一番の困りごとが人手不足。1日3度の給食を、入所者様の状況に応じて調理から配膳までおこなうのは、介護スタッフの方々の大きな負担です。
弊社のチルド食は温めて配膳するだけ。そのうえ味や素材にこだわった質の高い製品なので、自信をもって営業できます。ご契約いただくことで、厨房の課題解決はもちろん、施設様のイメージアップや経営向上へのサポートにもなるわけで、意義のある仕事をしている実感がありますね。
印象深いエピソードを聞かせてください
入社半年のまだ新米だった頃、訪問先の施設様から「監査基準」についてのお尋ねがありました。いいかげんな返事をしてはいけないと、すぐに市役所へ行って調べ、その日のうちにお客様に正確な情報をフィードバックしたんです。
日頃、社長から「とにかく行動!」と繰り返し言われているもので、その時も条件反射的に行動できたんですね。そのスピードとフィードバックの内容にお客様が感激してくださって、契約となりました。
それが私にとっての初契約。仕事だけじゃなく、人生にとっても大きな経験になったできごとでした。その施設様は今も大切なお客様ですよ。

タカ商のいいところは?
食品会社としてのこだわりを大事にしているところですね。「食は幸福の基礎」を理念に掲げているので、味にも素材にも販売方法にも、一本芯が通っているというか……。この会社の社員であることに胸を張れるのは、うれしいことだと感じています。
タカ商のチルド食をご採用いただいたお客様からも、とても喜ばれているんですよ。このシステムの良さや、ご利用になるメリットを、今後、全国の介護施設様に広く伝えていきたいと心から思っています。